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目やにと鼻水で顔がくちゃくちゃ。。。。
典型的なネコカゼの症状 「ネコカゼ」以外でネコがくしゃみ・鼻水(目やに)が出る病気に、人間同様の「花粉症」などによるアレルギー性鼻炎があります。春先、そのほか、歯周病などで口の中にできた炎症が鼻に感染して、くしゃみ、鼻水、膿、出血などをおこす場合もあります。鼻の悪性腫瘍(鼻腔腫瘍)が原因で、くしゃみや鼻水、鼻の変形などがおこることもあります。
ネコでは、犬のような「咳」の症状を示すケースはほとんどありません万一、愛猫が咳をするなら、どこかに重大な病気がひそんでいるかもしれないので、動物病院でくわしい検査を受けたほうがよいです。
さらに、中高年の犬がくしゃみなどの症状を示すときは、歯周病などで歯が悪くなり、ぐらぐらした歯が上に突き上げ、鼻の粘膜を刺激していることが多いです。口の中は、腸内同様に雑菌の巣ともいえます。人間とちがい、犬やネコは生涯、みずから歯磨きすることはありません。五年、十年、それ以上、歯磨きせずにいれば、口の中がどんな状態になるか容易に想像がつくとおもいます。
歯周病などになれば細菌が繁殖し、肺に感染したり、血中から心臓にいたり、細菌性心内膜症などの心臓疾患をひきおこしたりします。物を食べたり、舌を動かしたときにくしゃみのような動作をすれば、歯の疾患を疑ってもいいです。
若いときから歯磨きや歯の点検を怠らないようにすることも、愛犬、愛猫の病気予防に大きな効果 があります。
とにかく、口や鼻は、気管、肺や胃腸などの内臓に直結します。犬やネコが咳やくしゃみ、鼻水などを出せば、なにか、どこかの重い病気のサインかもしれません。