headder_shinryou.jpg

スタッフブログBlog

TOP > ブログ

気管がつぶれる「気管虚脱」

 中・高年の犬で、肥満気味の短頭種犬。。。
パグ、シーズー、ポメラニアン、ペキニーズなどが「ガーガー」といったはげしい空咳をしだしたとき、疑うべき病気が「気管虚脱」です。
 気管や気管支は周囲を軟骨や筋肉が取りまいて、呼吸しやすいように、筒状の形を維持しています。しかし短頭種の犬たちは首や胸がぎゅっとつまった体型なので、胸部に負担がかかりやすいです。そのうえ太っていれば、さらに負担が大きく、何年もたつうちに気管を守る軟骨がつぶれてきます。
 また、それら短頭種の犬たちは、鼻の穴(外鼻腔)が狭く、強く呼吸しないといけないことが多いです。そのような無理が積み重なると、気管がだんだんに変形し、気管虚脱になりやすいです。
 気管がつぶれれば、呼吸がしづらいだけでなく、むやみに咳が出て、体力をさらに消耗します。手術によって、つぶれた気管のまわりにコイルをまく治療法もあるが、心臓の近くがつぶれていれば、手術もむずかしいです。また、高齢犬だと、手術の負担も大きくなります。とにかく、「咳」は体力を消耗するだけでなく、気管にたいへんな負担となります。
人間も風邪をひくと疲れますよね??
短頭種犬を飼っていれば、小さいときから食べすぎ、肥満、運動不足にならないよう心がけ、胸への負担を減らす必要があります。また、外鼻腔の狭い犬は、早くから手術で広げて呼吸に無理がかからないようにするのがいいといえます。