子犬ちゃんの時期の経験はすべて貯金のようなものです

ハッピーな経験をすれば溜まっていきますが、もしも自分にとって嫌なことをされてしまったときは、その貯金が減っていってしまいます

もしかしたら1度の大きな嫌な経験でせっかく子犬の頃に貯めた貯金がマイナスになってしまうこともあります

私たちは、パピークラスを通して子犬ちゃんたちになるだけ多くハッピーな貯金ができるように貯めていくことと、今後行うであろう検査の練習や、体を持つ練習をして、実際に診察になった時に「嫌だな」というマイナスな気持ちが最小限になるように診察室練習をしています

そうすれば出費は最小限で終わりますもんね

大人になってもこのハッピー貯金は、行っていってあげて下さいね！！

お手はわんちゃんの芸で終わるのではなく、応用すれば立派なハズバンダリートレーニングになります

前肢を触られることは、ほとんどのわんちゃんが嫌がります

しかし今後、爪切りや足ふきなど、足を触らなければいけない場面が必ず出てきます

嫌がるだろうな・・・とわかっているのに何の対策もしてあげないのはかわいそうです！

嫌だという印象が薄い子犬のうちから、お手の練習をしておくことで、足を触ってもらうのは楽しこと、ご褒美がもらえて嬉しい事というように、そもそも愛犬が嫌な気持ちにならなくて済みます

わんちゃんの為にも、これから自分たちが苦労しないためにも、お手練習はしっかり行っていきましょう

あごのせ練習を行いました！

あごのせ練習はお顔周りのケアを行いやすくなるというメリットがありますが、何よりあごのせしている姿がとっても可愛いんです

愛犬が自分の手のひらに顔を乗せてこっちをじっと見てくれるので飼い主さまも、メロメロ

わんちゃんたちもたくさん褒められて、ごはんをもらえて嬉しい！

このようなトリックを練習する時間を通して、お互が相手から幸せを受け取ることができます

そのためには楽しく練習することがルールです

歯磨きのために！ケアのために！と熱心になりすぎて、スパルタでお互いが楽しくない練習を行ってしまっては、何の意味もありません

その子のペースに合わせて楽しくステップアップしていきましょう

みなさんお家で子犬ちゃんに何かイタズラされたことありませんか？？

子犬の時期はなんでも口に入れたがりますし、破壊したがります

子犬の時期はさまざまな興味があり、いろんなことを試して挑戦したい時期でもあるので、その本能に蓋をすることは出来ません

本能に蓋をするのではなく、噛まれて困るものや、壊れるものは犬たちの届かない所に置くというイタズラのしようのない環境整備と、噛んでもいいもの、破壊してもいいものの提供をすることでうまくはけ口を作って対処していく必要があります

何の環境整備もせずに犬と暮らそうと思うと1日中犬を叱って過ごさなければいけませんが、正しい対処を行えば犬を叱る必要もなくなり飼い主様自身も楽になります

犬同士の遊びはその日の気分やメンバーによっても、遊ぶか遊ばないか変わってきます

私たちがなってほしいのは、「どんな子とも上手にあそべる子」ではありません

そもそも私たち人間がそんなこと出来ないですよね

誰とでも上手にコミュニケーションをとることは難しいんです

遊び上手になることよりも、犬に対して吠えて追い返したり、過剰に怖がったりせずに、近くに他の子がいても平気だよという子になるように練習していきます！

もちろん相性の合う子は遊ばせています

今日は風太ちゃんの卒業式でした

風太ちゃんはハスキーとホワイトシェパードのミックス犬で、パピークラスに入ってきたときと比べて体もずいぶんと成長しました

かっこいい顔に反して、中身はとっても甘えん坊でそのギャップもとてもかわいいです

今日は風太ちゃんは

Sit（おすわり）→Hand（お手）→Change（おかわり）→Down（伏せ）

をみんなの前で披露してくれました

英語での合図もいつもかっこよかったです！

大きな体でばしっと決めてくれました

まだまだ成長していく風太ちゃんが楽しみです