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本日も当院のパピークラスへのご参加ありがとうございました
春は卒業や入学、入社など生活リズムが変わる方が多いですよね
今は子犬ちゃんに時間がかけられるけど、4月からは一緒にいれる時間が短くなってしまう…なんて方もいらっしゃいますよね
子犬ちゃんと一緒にいられる時間が短くなる際に、便利なのがコングなどの知育道具です
フードの入ったおもちゃを転がしながら体を動かして、どうやったらごはんが出てくるのか頭を使いながら遊ぶことによって、ごはんを食べるという動作でも、食器から食べる時よりもより多くのエネルギーを発散することができます
わんちゃんと飼い主さまが一緒におもちゃなどで遊ぶこともとても大切な時間ですが、1日に何時間も遊ぶことは時間的に無理があるご家庭が多いと思います
そんな時は、せめて知育道具で少しでも発散ができるように工夫してあげましょう!
お留守番中に知育道具1つと決めずに、お留守番中の環境にいくつか知育道具を置いてあげるのがお勧めです
誤食などに気をつけながらぜひ試してみてください
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
診察室練習の目標は診察室にいい印象をつけてもらう事です
そのために診察室に入ったら美味しい物が出てきて、診察台の上でも美味しいものがもらえてという状況を作っていきます
その後は、その子の性格に合わせて体を触る練習や、お注射や採血、検査の練習を行っていきます
わんちゃんも何かスタッフに体を触られたりするたびにご褒美がもらえるので、最初は緊張している様子の子でもすぐに「こわいことじゃないんだ!」と理解してスタッフの行為を受け入れやすくなっていきます
身体を毎日すみずみまで触る習慣は、体を触られることに慣れていくこと以外にも、病気の早期発見にもなるというメリットがあります
わんちゃんが体を触られることを快く受け入れてくれる子になるために、美味しい物を食べている間に触っていきます
(※食器からわんちゃんが食べている時に体を触ったりちょっかいをかけるのはNGです。必ずハンドコングを使ってください)
今日は、より病気を発見しやすくするために、体のこういったところは特に意識しながら見ていきましょう!と看護師目線でお話しをして、一緒に愛犬の正常な状態を確認していきました
毎日一緒にいる飼い主様が、「いつもと違う!」に気付けるかどうかが病気の早期発見、早期治療のカギを握っています
あごのせは、手のひらの上にわんちゃんの顔をのせてくれる、とっても可愛らしいトリックです
あごのせをキープした状態で正面から撮るあごのせショットは、あざとくてたまりません
しかし可愛いだけで終わらないのがこのトリックの良いところ!
あごのせが上達し、応用できるようになると、歯磨きや目ヤニ拭きなどの顔周りのケアを行いやすくするメリットを生かすことができます
パピークラスに通ってくださっている子犬ちゃん達は、みんなクレート好きばかりです
クレート内で落ち着く習慣ができれば、クレートに入ったらリラックスモードに切り替わる子になってくれます
落ち着ける空間を外に持ち出すことができるので、わんちゃんはプライベートルームのまま移動ができるわけです
犬同士の遊びは、お互い見つめ合っているだけに見えてもわんちゃんの頭の中では相手にどう接しようかたくさんの考えを巡らせています
このタイミングで近付いてみようかな?
相手は遊びたそうにしているかな?一緒に遊べるかな?
自分に対する敵意はないかな?
と考えて遊び始める前はやや緊張している子が多いです
いざ一緒に走り回って遊び始めても、相手の様子を伺いながら、お互いのサインをみながら遊びを進めていきます
わんちゃんの遊びは頭で考えながら、体も動かしていて、想像以上に疲れるようです
遊びの時間が終わるとみんなお水を飲んで飼い主さまのお膝に戻って眠たそうにしています
毎日「もう起きていられない」と思うほど発散出来たら理想的です!