動物病院に来るタイミングは、わんちゃんの体調が悪くなったり、ワクチンなどの予防をする時に来ることが多いと思います

どうしても嫌な経験が積み重なりやすい場所になるので、病院に対して「怖い場所」「苦手な場所」のイメージがついてしまいがちです

なので、まだ嫌なイメージがつく前に、ご褒美を使いながら「楽しい場所」「大好きな場所」になるように診察室練習を行っています

初めは知らない場所でドキドキしたとしても、診察台に乗ったらご褒美がもらえて「スタッフからからオヤツ貰えた～♡」「ドキドキしたけどへっちゃらだった！」と怖い経験ではなく良い経験を積み重ねれば、段々と病院が大好きな場所に変わってきます

そうすることによって、今後通院が必要になった時や、ペットホテルでお泊りするときのわんちゃんにかかるストレスをかなり減らしてあげることができます

おすわりはパピークラスに通わなくても、わんちゃんに教えている飼い主さまが多い合図ですよね！

今日は基本的なおすわりをさらに応用して、実生活で役に立つおすわりになるように、応用編で練習をしました

家ではできるのに、お外だとおすわりしてくれないを解決する練習です

わんちゃん達と暮らしていくにあたって、顔周りのケアは今後必須になってきます

今の時期は出来ていても、段々と月齢が上がって嫌がるようになってしまえば、毎日のケアが格闘の時間になってしまいます

わんちゃん自身にも協力してもらえるように、今の時期からあごのせ練習を始めて今後のケアに備えておきましょう

初めのステップは、飼い主さんの手のひらにわんちゃんの顔が乗るように練習していきます

少しずつステップアップをして応用まで出来るようになれば、歯磨きや目やにふきなど実際のケアに向けた練習も行っていきます

焦らずにコツコツとステップアップしていくのが上達への近道になります

クレートはわんちゃんとお出かけする時だけ使っていてはもったいないです

お出かけする時だけ使っていると、段々とクレートに入ったら家以外の知らない場所や嫌いな場所に連れて行かれる乗り物になり、入るのを拒むようになってしまいます

さらにクレートに入っている間も「ここから出して！！」とワンワンと吠えるようになって、クレート内がストレスフルの部屋になってしまってはかわいそうですよね

クレートが日常の一部になるように、普段からわんちゃん自ら出入りできるような場所に置いておきましょう

ご褒美を使いながらクレート練習を行い、クレートが大好きな部屋に変わっていけば、どこに連れて行くにもわんちゃんのストレスを減らしてあげる事ができます

遊びの時間では、愛犬の普段とは違う一面を見ることもできます

初めてパピークラスに参加する子たちは、一人歩きをしてどのような動きをするかを見る時間を作っています

家との環境が違うので慎重に歩いてみたりする子や、人が好きで飼い主さん以外の人にもルンルンで近づきに行く子など性格によっても様々です

また、わんちゃん同士合わせてみた時に、自分の子が意外にも「他のわんちゃんに興味があるんだ！」という発見ができたり、逆にわんちゃんよりもごはん探しの方が好きだったり

おもちゃ遊びが好きだったり、人が好きだったりと、愛犬の好きな事を知れる機会にもなります

この時間でわんちゃん達が楽しい時間を過ごせれていたらオールオッケーです

今日はカヌレちゃんの卒業式でした

パピークラスに入ったばかりのころは控えめな女の子という感じでしたが、カヌレちゃんはパピークラスを通じてお友達と遊べるようになりました

最初の頃は１人椅子の下で、他の子達が遊んでいる所を見ているだけでしたが、熱心に遊びに誘ってくれるお友達に出会えてパピークラスの後半は誰よりもエネルギッシュに走り回って遊びの時間を楽しむ姿を見ることができてとても楽しい時間を過ごせたと思います

カヌレちゃんは卒業の発表で、おすわり→おて→ふせ→三回転→おいで！を披露してくれました

また遊びに来て下さいね