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本日もパピークラスにお越しいただきありがとうございます
これから夏になると熱中症予防のため暑い日中のお散歩を避けて早朝や夜遅くに行かれる方も多いと思います
身体が小さいわんちゃん達は、地面との距離が近いので夕方でも暑いことがあります!注意しましょう
また暗い道でのお散歩は車や自転車からはわんちゃん達の姿が特に見にくくなります
反射板や光るハーネスなど、暗闇対策グッズを使用して飼い主さまも愛犬も安全にお散歩できるよう気を付けていきましょう
それでは本日のパピークラスの様子をお伝えします
わんちゃん達は、生まれつき動物病院を怖い場所だと思っているわけではありません
予防接種や検診などでの来院を重ねる事によってだんだんと嫌いな病院像が出来上がっていきます
病院という慣れない場所での緊張に加え、診察に入ると、注射を打ったり採血をしたりという医療行為をすることになります
それらの経験は、子犬ちゃん達にとって恐怖や不快感を与えてしまうことが多いです
わんちゃん達は本能から恐怖や不快な出来事を記憶しやすい生き物なので、子犬のころの病院での経験がトラウマになってしまう事もあります
そうではなく、病院に診察目的以外の楽しい経験をあえてしに来て頂く事で、病院=怖い・嫌いというイメージがそもそもつかないようにしていきます
診察室は大好きなスタッフに合える楽しいお部屋
診察台はご褒美がもらえる嬉しい場所
という病院像が出来上がってくれたら、実際に診察に来た時でもストレスを減らしてあげられます
診察に来たパピー卒業生にもお会いする事がよくありますが、パピースタッフを見つけたとたんるんるんで挨拶してくれる子たちがたくさんでとても嬉しく思います
とっても可愛いこのトリックですが、ステップアップしていくと足拭きに活用することができます
お散歩後やおしっこを踏んでしまった時に、わんちゃんの足を拭く事があるかと思います
わんちゃん達は足先を触られることに対して敏感な生き物なので、足ふきを嫌がってしまうことも多いです
力ずくで格闘しながら何とか足拭き出来ていたとしても、むりやりなケアに不快感を持ってしまうかもしれませんし、今の子犬の時期と同じように大人になってからもできるとは限りません
むりやり行うのではなく、トリックのおてを活用することによってわんちゃんも足を触られることに対して受け入れやすくなります
ご褒美を使いながら楽しく行って、足先を触られてもへっちゃらな子になるようにトレーニングしていきましょう
先ほどの「おて」と同様で「あご」と言ったらわんちゃん自ら顔を預けてくれるので、顔周りを触られることに対して受け入れやすくなります
今の時期何もなしで顔周りを触ろうとすると、確実に甘噛みされますよね
なので、トレーニングの一環として楽しく行うことによって「顔周り触られてもご褒美もらえるからじっとしよう!」と噛まれることなく顔周りを触ることができます
そうすれば、成犬になってから必要な歯磨きだったり、眼周りや耳など顔周りのケアをスムーズに行えるようになります
パピークラスでは今後に備えてほぼ毎週あごのせ練習を行い、細かくステップアップをしてより実践に向けた練習を行っています
今日は遊びの提供についてお話ししました
家具をかじられたり、ペットシーツやカーテンをビリビリにされたりと、一度はわんちゃんにイタズラされた経験あると思います
子犬ちゃんは人の赤ちゃんと同じで、何でも口に入れてしまうので、届くところに置いてあるものは当然噛まれてしまいます
噛んでいるのを「ダメ!!」と叱ってばかりではなく、私たちがいかに噛ませないように工夫をするするかも大切です
さらに、その子の好きな遊びを提供して本能を満たしてあげる事によって、いたずらはなくなってきます
好きな遊びを提供してエネルギーの発散ができるように日頃から心がけてみましょう
現在参加している子犬ちゃんたちは遊び好きな子が多いです
ですが、わんちゃん同士の遊びは片方が一方的に遊んでしまうとケンカに繋がってしまいます
わんちゃんはお互い遊びたいなと思ったら、遊びのポーズをして「遊ぼうよ!!」と誘い、遊び始めます
遊びの同意が得られても、片方だけがぐいぐい追い掛け回す遊びだと、追いかけられている方はわんちゃんと遊ぶのが苦手になってしまうこともあります
お互い遊ぼうのポーズをすることによって、「これって遊びだよね!?」と確認を取りながら遊んでいます
わんちゃん達の体の動きを見ながら、遊びの合間にちゃんと遊ぼうのポーズが出ているかどうかも観察しています
今日の3頭はみんな仲良く疲れ切るまで遊べていました