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本日も当院のパピークラスにお越しいただきありがとうございました
夏らしい天気になって、急な雨や雷にびっくりしますよね
人でも雷が苦手な人は多いと思いますが、わんちゃんも雷恐怖症の子がいます
雷への恐怖を作りにくくするためには
・雷に対して人が過剰な反応をしない事!
飼い主さまの雷へのリアクションから雷が苦手になってしまうケースがあります。
大丈夫だよーとわんちゃんを過剰に安心させようとすることも逆効果です
・雷が気にならなくなるような時間にすること
雷がゴロゴロしている間おもちゃで遊んだり、知育道具で気を紛らわしたり、わんちゃんが夢中になれることをしてあげてください
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
回を重ねるごとに子犬ちゃんたちが病院に来ることを楽しみにしてくれて、診察室に呼ばれるのをワクワクしながら待合で待っている姿はとても可愛らしいです
扉を開けて名前を呼んだら、「私の名前呼びました!?!」と言わんばかりに一目散に診察室に入ってくれ子もいます
そんな愛犬の姿を見ると、飼い主さまも動物病院に連れて行きやすくなるとも思います
逆に病院に対して嫌な印象がついている子は、クレートに入るだけでストレスになり、ずっと吠えていたり、体調を崩してしまう子もいます
そんな愛犬だと、病院に連れて行くのも億劫になりますし、わんちゃんにとっても病院がに行くこと自体がストレスになってしまうとかわいそうですよね
病院が大好きな場所になってくれるように、パピークラスではご褒美を使いながら診察室練習を行っています
おすわりは何気なく教えていたり、気付いたら出来ていることが多いと思います
そのおすわりが普段練習している家の中だけでしかできないともったいないです
どんな場面でも、どんなタイミングでもできるよう、家とは違う様々なシチュエーションで練習してみました
さらに応用編として待合での待機やお散歩中の信号待ちなどに役立つおすわりのキープの練習も行いました
あごのせ練習は、歯磨きや耳掃除などのケアや、治療で点眼薬や点耳薬が必要になった時に役立ちます
顔周りを触れる事が苦手なわんちゃんは多いです
ご褒美もなしに歯磨きや目薬をするとすぐに顔周りを触られることに対して嫌な印象が付きます
ケアや予防が必要になってから練習を始めるのは遅いです
今の性格が柔軟な時期から練習を始める事によって、顔周りを触られることに対して受け入れやすい子に育てていきます
苦手な印象がつく前に、子犬のうちからコツコツと練習をするために、パピークラスではほぼ毎週あごのせ練習を行っています
毎週クレート練習を重ねるごとに、どの子もクレートが大好きになってくれています
大好きな場所になるにはコツコツ練習をしていくことが大切です
おうちの中でもわんちゃんの好きなタイミングで出入りできるように常に扉を開けて置いておき、自分の大好きなお部屋になるような練習を行いましょう
クレートはわんちゃんの移動式プライベートルームです
どこに行ってもどんな環境でも、いつものお部屋だから安心できる部屋になるのが理想です
同じくらいの月齢の子犬ちゃんでも、怖いものなし好奇心旺盛なハイテンションさんや、何事も慎重派なおっとりさんなど性格は様々です
今の子犬の時期に何よりも優先して取り組んでほしい事は「社会化」です
遊びの時間は他のわんちゃんや飼い主さま以外の人が一緒にいる環境で、過度な緊張をせず平常でいられるためにとても良い社会化になります
他のわんちゃんと楽しく遊べた経験や、知らない人に近付いても自分にとって悪いことが起こらなかったという経験が子犬ちゃん達の自身に繋がります
自信がついてくると子犬ちゃんたちの表情や動きが変わってきます
遊びの時間を通して、とても満たされたお顔になって帰っていく子犬ちゃん達を見ると私たちまで嬉しくなります