診察室練習は、病院や診察室を大好きになってもらうための練習です

子犬ちゃんが初めて病院に来るタイミングとしては、２・３回目のワクチンの方が大半だと思います

その時の子犬ちゃん達は、性格が無垢で知らない獣医さんにもルンルンで寄っていったり、診察台に乗るのもへっちゃらな子が多いです

しかし、ワクチンを打った際に注射が痛かった！となると、「楽しかった」よりも「痛かった」の気持ちが勝ってしまい、病院に対してネガティブなイメージに変わってきます

この経験が積み重なると、病院嫌いなわんちゃんができあがってしまいます

病院がポジティブなイメージになるには、子犬ちゃんにとって嬉しいことがあるようにすればいいだけです

ワクチンの時も気付かれないようにご褒美を食べながらこっそり打てば、「楽しかった」の経験だけで終わるので、病院っていい場所かも！となってくれます

毎回病院に来たら、大好きなご褒美がもらえる場所に変わってくれば、病院大好きな子になってくれます

ほんの少しの工夫で、特に子犬ちゃんの時期は病院のイメージというものが大きく変わってきます

今の時期から診察室=大好きな場所になるようにご褒美を使いながら練習をしていきます

今日はアイコンタクトの練習をしました

普段でもわんちゃんと目が合うタイミングがあると思います

しかし、ごはんをもらえる時など、わんちゃんにとって都合のいい時だけ目が合うようでは意味がありません

百発百中で名前を呼んだらこっちを見てくれるようにしておくと、どんなタイミングでも意思疎通が取れやすくなります

家の中だけではもったいないので、お出かけ時やお散歩の時など少し環境を変えて目が合うか練習をしてみましょう

名前を呼ばれたら「はい！！！」と喜んでこちらを見てくれるように、まずは大好きなご褒美を使ってみましょう

クレート練習はやればやるほど、クレートを大好きになってくれる子がほとんどです

クレートに入ったらご褒美がもらえる経験をしていけば、扉を開けたらまっさきに自分から入り、ずっと出てこないくらい大好きな場所になってくれます

喜んで入ってくれるくらい大好きな場所になってくれれば、わんちゃんとのお出かけもより楽しくなると思います

ドライブなどで長時間クレート待機をする際は、ごはんなどを入れたコングを使えば、ドライブ中の暇つぶしにもなります

今日は、災害についてお話ししました

災害はいつ起こるか分かりません。

まだ大丈夫だとは思わずに、準備できる今のうちから防災しておくことが大切です

災害が起きた時の知識や、事前の準備など、わんちゃんと暮らしている方は知っておいて欲しいことをお伝えしました

また私たち人が助からないと愛犬たちを助けることができないので、家族会議をして避難先やハザードマップの確認などもしておきましょう

子犬ちゃんを迎え入れた飼い主さまから「こんなに元気だとは思ってなかった」というお声をよく聞きます

皆さんが実感しているように、子犬ちゃん達のエネルギー量は計り知れません

エネルギーが発散しきれず、ニーズが満たされない生活をしてしまうと、日用品や家具をかじったり甘噛みが増えてしまったりと、困りごとを増える可能性もあります

パピークラスの遊びの時間では、他の子犬ちゃんや飼い主さま以外の人などの刺激がある環境で過ごすことで身体にも心にも良いストレスをかけてあげる事ができます

また、子犬ちゃん同士で対面したり、走り回って遊んだりすることで、おうち生活では使い切れないエネルギー発散にもなります

パピークラスが終わる時には疲れてクタクタ、お家に帰るとぐっすり寝てしまうという子も多いです

お家でも様々な発散方法で、わんちゃん達のニーズを１日かけて満たしてあげられるのが理想です