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本日も当院のパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
早い方だと今日からゴールデンウィークという方もいらっしゃるようですね
みなさんは何をして過ごす予定ですか?
遠出をされる際、心配になるのがわんちゃんのトイレ問題ですよね
どのタイミングでするか分からない…
移動中のクレートの中で急にしてしまうこともありますし、逆に慣れない場所でまる一日トイレを我慢してしまうことも考えられます
わんちゃんのトイレ問題を解決するためには日頃からのトイレトレーニングが大切です。
ここでお伝えしたいトイレトレーニングはトイレを失敗しない事だけではありません
まずはいつものトイレで排泄しそうなタイミングで「ワンツーワンツー」や「シーシー」など合図を出し続けますそして排泄ができたらその場でごほうび!
最初のうちは子犬ちゃん達も飼い主様は何を言っているんだ?状態だとは思いますが毎回これを繰り返します。
そうすると段々と「ワンツーワンツー」の合図=おしっこしてね の合図だと認識し出し、飼い主様の合図で排泄してくれるようになってきます
いつものトイレでこれができるようになったら、いつものトイレからペットシーツ1枚分ほど場所をずらしたところで、シーツに排泄してくれるか試みます!
最終的には場所がどこであろうと、ペットシーツを敷いた場所で合図を出したら排泄できる子になってくれるはずです!
家でこの練習が完成したらお外でも同じように練習してみましょう
明日からのゴールデンウィークには間に合いませんが、わんちゃんの排泄問題はこのようなトイレトレーニングを行い、サービスエリアなどの休憩時にペットシーツを出して合図をかければ、飼い主様の今して欲しいタイミングで排泄してくれるようになり、おトイレ問題の心配がなくなります
ぜひ、今後のお出かけに向けてトイレトレーニングを始めていきましょう
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
動物病院が動物たちにとって大好きな場所になってくれることが私たちの目標です
そのためには、動物病院がどんな場所か分かっていない子犬の時期から良い印象にしていくことが大切です
診察室でご褒美!検査の練習してご褒美!スタッフからもご褒美!
そうするとパピークラスに通うたびに、診察室、スタッフが大好きがさらに更新されていき、待合室で早く診察室に呼ばれないかな!とワクワクしながら待ってくれる子に育ちます
病院もスタッフも大好きになってくれると、何してもいいですよ!という子に育ちやすくなります
大好きなスタッフさんだから、身体をぎゅっと持たれても怖くないよ!身体のどこを触られても嫌じゃないよ!になってくれると今後の検査や治療がしやすくなり、わんちゃんたちも過度な恐怖心を持たなくて済みますね!
お手はわんちゃんのよくある芸の一つですが、実は応用する事によって前肢を触られることを受け入れやすくさせることができます
お手は人の手のひらにただタッチしてもらうだけではなく、そこから手のひらに前肢を乗せてくれている時間を伸ばしたり、ウェットティッシュを持った手に前肢を乗せるように練習したりすることで、将来足ふきなどに活用できます!
足ふきの時にわんちゃん自ら合図で自分の前肢を飼い主様に差し出してくれたら楽になりますし、わんちゃんも自主的に前肢を出しているので、飼い主様から足を掴みに行くよりも断然受け入れやすいです
わんちゃん達の顔周りのケアがスムーズに行えるようにするために、あごのせ練習はとても便利な項目で、てのひらに顔を乗せる練習だけではなく、お顔の小さな小型犬の子は、指のわっかにお鼻をスポッと入れる練習を行っている子もいます
飼い主さまや子犬ちゃんの得意不得意を見ながら、それぞれのペースでステップアップしていきます
皆さんとっても楽しい雰囲気で練習できていて素晴らしいです
犬という動物はもともとは狩りをして食糧を得ていました
野山で暮らしていた頃と現代とでは、生活の仕方は全く異なりますが、犬としての本能は残ったままです
本来狩りに費やしていたエネルギーの発散が出来る環境がお家の中に無いと、家具や日用品をかじるなどの「いたずら」に発展してしまいます
しかし「いたずら」は人間の感覚にすぎません。
わんちゃん達が選んだ遊び道具が、人に都合が良いおもちゃならば「遊び」都合の悪い日用品ならば「いたずら」と言われてしまいます
いたずらをさせない為には、エネルギーの発散のはけ口を提供してあげる事が必須です
今日はわんちゃん達の本能を満たすためにお勧めの「遊び」をご紹介しました
お家でも愛犬の好きな遊びをたくさん見つけてあげてくださいね
子犬ちゃん達の過ごし方は様々で、お家での過ごし方とのギャップに驚かれる飼い主さまもたくさんいます
いつもと違う環境を経験できるのもパピークラスに通うメリットのひとつでもあります
どの子犬ちゃんにとってもこの経験が不快なものではなく、ポジティブな経験にならなければいけません
毎週クラス参加を重ねるごとに殻が破れ、それぞれの子犬ちゃん達の「楽しい!」が引き出せるように、パピースタッフがサポートしながら遊びの時間を過ごしてもらっています
子犬ちゃん同士の挨拶や遊び、おもちゃでの遊びなど、普段とは違った刺激と触れ合うことでエネルギーの発散にもなります
子犬ちゃんのエネルギー量は計り知れませんが、1日の中でそのエネルギーが全て発散できて、夜はクタクタで寝てしまうのが理想的です
遊びの時間でわんちゃん達のニーズを満たし、子犬ちゃんが満足した表情で帰っていく姿が見られたら嬉しいです