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本日もパピークラスにお越しいただきありがとうございました
お盆中にも関わらず今日もたくさんの元気な子犬ちゃんたちが参加してくれました
皆さんお盆はいかがお過ごしですか?
旅行に行ったり、親戚の集まりがあったり、いつもとは違う日々を過ごされた方も多いのでしょうか?
いつもと違う日は、子犬ちゃん達にとっては社会化のチャンスです
旅行先の人や、普段はあまり会わない親戚の人からごはんやおやつをあげてもらいましょう
わんちゃん達も「楽しかったな」と思えるお盆を過ごしてくれていると嬉しいです
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
わんちゃん達が怪我をせず安全に治療や検査を行うために、看護師がわんちゃん達を抱きかかえる行為を「保定」と言います
例えば採血ひとつとっても、人のように「腕を出してじっとしててくださいね!」と言って出来るわけはありませんよね
その為、動物病院で保定は必要不可欠です
保定はわんちゃん達を力ずくで押さえつけるわけではないので、保定によって痛みを伴うような事はありません
しかし、そもそも治療や検査への意図が分からないわんちゃん達にとって、保定=拘束=恐怖というように、看護師の保定に対して過剰に恐怖を感じてしまう子もいます
その恐怖心から、暴れてしまったり攻撃的な行動をとってしまったりすると、必要な検査や治療が行えないケースもあります
パピークラスの診察室練習で、保定=ご褒美という習慣をつけている子犬ちゃん達は、実際の採血や治療に対しても、「いつもの保定だ」とポジティブな気持ちで行うことができます
無理やり行うのではなく、わんちゃんに協力してもらいながら行うことができれば、わんちゃんのストレス軽減にもなりますし、必要な治療を安全に十分に行うことができて一石二鳥です
お家でも自然とふせの姿勢をとりリラックスしているわんちゃんの様子を目にする事があるかと思います
このようにふせはわんちゃん自身も楽な体勢になるので、ドッグカフェやお散歩の休憩中、病院の待合室など、長時間の待機に適しています
飼い主さまが椅子に座るようなシチュエーションの際、足元をわんちゃんがずっと歩き回っていたら落ち着けませんよね
思わぬ事故が起こってしまう事もあります
足元で伏せをして待機ができれば、お互いリラックスした時間を過ごすことができて理想的です
ふせもステップアップが必要です
実際に日常生活で活用できるように楽しく練習しておきましょう
あごのせは手のひらの上にわんちゃんがお顔を乗せるとっても可愛らしいトリックです
さらにステップアップしていくと、歯磨きや涙拭き、点眼などの練習として活用することができます
パピークラス参加から卒業までの約2ヶ月間、おうちでの練習をコツコツ頑張って、毎週のクラスでステップアップしていけば、卒業までにそれぞれの目標が達成できるはずです
どの子犬ちゃんも先週からの上達が素晴らしく、お家で頑張ってくれているんだなぁとスタッフ一同感動でした
最初は何のイメージもなく入りたがらない子犬ちゃんも、クレート練習を行うことで入りたくて仕方ないお部屋になっていきます
パピークラスに参加している子犬ちゃん達は、クレートが大好きな子達ばかりです
これも飼い主さまがしっかり行って下さったクレート練習があってこそですね
クレートも外出時や移動時、災害時など様々な場面で役に立つので、お利口さんにクレート待機が出来るようになっておいて損はないです
わんちゃん同士合わせると、愛犬たちの家とは違った一面を見ることが出来ます
最初は緊張で他の子にドキドキするだけであっても、回を重ねるごとに場所にも慣れてきて、
相手の子に遊びに誘われたらいってみようかな…!自分から遊びに誘ってみようかな…など少しづつ開花したり、愛犬の成長を感じられる場面でもあります
また、遊ばない子でも他のわんちゃんと一緒に過ごすことによって、社会化を行っていくことが出来ます
わんちゃんを見たら警戒吠えをするのではなく、近くに他の子がいても全然平気!となるようにしていきます
わんちゃん同士遊びに発展しなくても、他の飼い主さまやわんちゃん、色々な音などに対して社会化を行うこともとても重要です