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本日も当院のパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
もうすぐクリスマスですので、パピークラスではクリスマスイベントを行いました

ハロウィンの時にも行ったわんちゃんおやつのすくい取りです

簡単そうに見えて意外と難しいですが、愛犬のためにたくさんのおやつをゲットしようと皆さん頑張っていました
みなさんも素敵なクリスマスをお過ごしください
では、本日のクラスの様子をお伝えします
言葉の通じない動物たちの診察は、人と違い「お腹が痛いんです
」「首に違和感があるんです
」など動物たちが教えてくれるわけではありません
そのため獣医さんは、飼い主さまからのお話を聞いて「どこか痛いのかな?」と動物たちの身体を触診したり、検査を行っていきます
その検査や治療をどう捉えるかというと、「怖い、嫌だ」と不快な感情を抱くのは当然です
体調が悪いときであればなおさらです
しかし病院が嫌な場所になってしまうと、検査する際に怒ってしまったり、触診したくても身体のどこを触っても大騒ぎでどこが痛いのか分からない…なんてこともありえます。
パピークラスでは、診察室にとてもいい印象を持ってもらうために、診察室に入ってきたらおいしいものがもらえて、診察台に乗ってもおいしいものがもらえて、検査の様に身体のあちこちを触られたらまたおいしいものが出てきて…
と、練習を行っています
わんちゃんたちが診察を不快と思わない工夫の土台作りを、パピークラスでは行っています

「おいでは見えない命綱」とお伝えしています。
万が一お散歩時にリードを離してしまったり、ハーネスが抜けてしまったら、みなさんは我が子が逃げて事故や迷子にならないように我が子の安全を確保できますか
きっと飼い主さまが全力で追えば追うほど、愛犬は本能で全力で逃げると思います

想像するよりもはるかに、逃げる犬を捕まえるのは大変です
どんなタイミングでも、「おいで」の一言で飼い主さまの元に戻ってきてくれたら何よりも安全ですよね!
普段から「おいで」と言われたら飼い主様の元に行きたくなるような関係作りはとても大切です
あごのせ練習はステップアップすると歯磨きの練習に繋げていくことができます
永久歯に生えそろったタイミングでわんちゃんに必要になってくるのが毎日の歯磨きケアです
あごのせ練習、歯磨き練習を全くしないまま、いきなり口を掴んで歯磨きができるかというと、かなり難しいです
歯磨きが必要になる前の子犬ちゃんの時期から、コツコツ練習をしていくことで、毎日の歯磨きが楽しいトレーニングになっていきます
わんちゃんにとっても飼い主さまにとっても今後の負担を減らすために、あごのせは頑張ってマスターしておきましょう
こちらもほぼ毎週行っているクレート練習です
クレートを大好きになってくれると初めて行く場所や緊張しがちな場所でも落ち着いてくつろぐ事ができます
パピークラスに通ってくれている子達は、みんなクレートが大好きになって扉を開けたら吸い込まれるように入ってくれる子ばかりです
お家の中で気づいたらクレートの中で寝てました
という声をよく耳にします
クレートがその子にとって安心できる場所である証拠ですよね
しかし、入れたらOKというわけではありません
扉を開けて突然飛び出してきてしまっては危ないので、扉を開けた状態で待ての練習も行っています
「パピークラスに参加した日の夜はぐっすり寝ています」と言ってくださる飼い主さんが多いです
それだけ普段よりエネルギーの発散が出来ているということですね
いつもと違う環境下であったり、知らない人、他のわんちゃんなどの普段ない刺激によって、よりエネルギーを使います
また、同じ月齢の子犬ちゃんと会えるのもパピークラスの特権ですので、相性が合えばわんちゃん同士遊ばせてさらにエネルギーの発散をすることが出来ます

わんちゃん同士遊びに発展せずに、各自で好きなことをして遊ぶこともあります
自分のペースで好きな事ができるという事はとてもいいことなので、その子の個性を生かして隣に知らないわんちゃんがいたとしても気にせず過ごせるように社会化も行っています