病院の駐車場にくること。

待合室にいること。

診察室に入ること。

診察台にのること。

なんてことないように感じますが、犬にしてみたらたくさんのステップを踏んで診察台まで辿りつくのです

もし、病院が苦手な子の場合・・・

きっと病院に来るまでの道のりで雲行きが怪しいことに気付き、駐車場に着いたら確信に変わり、待合いに入ったら・・・家に帰るまでずっと不安や恐怖と向き合わなければならないのです

想像するだけでストレスですよね

病院にくることがストレスにならないようにしてあげたい！という気持ちからクラスでは診察室に慣れる練習をしています

待ち合いで呼ばれるのをウキウキして待ってくれる姿を見るのはとても嬉しいです

「おいで」といっても来てくれないんです・・・

それはもしかしたら、「おいで」の言葉がその子にとって嫌なことが待っている合図になってしまってるかもしれません

覚えはありませんか？

「おいで」と呼んだあとに、苦手な歯磨き・・・耳そうじ・・・などなど。

災害や散歩中に思わずリードを離してしまったときなどの緊急事態の時にこそ「おいで」で来てくれることが大切です

クラスでは「おいで」という言葉が嬉しい楽しいことが待ってるよ！という合図になるように練習していますよ

今日のトリック（芸）は「ターン」です

簡単なトリックは教えやすく犬も覚えやすいので、楽しい時間を作ることができます

飼い主さまと何かをすることが大好きな子は特におすすめです

お友達に興味があるものの・・・近づくのはちょっとこわいなぁ・・・と様子見する子が多かった今日の遊びの時間

それぞれの時間を過ごしていくうちにひょっこり遊びだす子達もいるのでこれからの関係が楽しみです

とはいえ、遊ぶことが第一の目的ではありません。近くに他の犬がいても大興奮したり吠えたてたりせずリラックスしてマイペースに過ごせることが目的です