毎度おなじみ診察室練習ですが、練習をするのとしないのとでは動物にとって印象はガラッと変わります

社会化期は様々なものに愛着形成を行う時期でもあるので、出来る限りいろんな場所や物、音、生き物（人含む）と楽しい経験を積むことが大切です

人間もそうですが犬も生きていくうえで苦手なものは少ないほうが気楽ですし楽しめる事が増えます

診察練習も子犬の時期から行うことで、病院・診察室・病院スタッフに対しての愛着形成を期待できますよ

動物は人間が話かける言葉を一生懸命聞いてくれていますよね

繰り返しでてくる言葉はそこで起きた出来事と結びつきやすく犬もそこに意味を持つようになります。

例えば、「おすわり」で座ることができるのも「おすわり」＝お尻を地面に着けることと覚えた結果です

しかし、「おすわり」のあとに犬にとって嫌な事ばかり起きるようになれば「おすわり」＝嫌な事がおきると学習するので座らなくなる可能性が高くなります。

それと同じく「おいで」の言葉も、日常のなかで「おいで」と呼んでは嫌な事（犬にとって）がおきればそりゃ来なくなるわけです

そうならない為に、子犬の時期から「おいで」＝楽しいことや嬉しいことが待ってるというように覚えてもらう必要があります。

いざ緊急事態のときにこそ「おいで」で呼びもどしが出来るように日頃から練習をしておきましょう

今日練習したことをお家でも実践してくださいね

今日は「ターン」の練習をしました

簡単なトリック（芸）は教えやすく覚えやすいので信頼関係を構築する子犬の時期に教えることをおすすめします

私達も知らない人たちの集まりで一緒になにかをして達成することで仲間意識がわいたり相手のことが良く分かったりしますよね

犬も飼い主様となにかをして喜んでもらえたりご褒美がもらえることで楽しくなりより関係が深くなります

簡単で楽しいことをいっぱいしましょう

回を重ねる毎に仲良くなる犬同士もいれば、みんなの様子をじっと観察することを好むこもいます

犬同士を会わせるときに大事なことはお互いに嫌な印象を持たせずに過ごすことなので遊ばなくても問題ありません。

今日は気が合い遊びに発展する子達が多い日でした

本日は二頭の卒業式でした

みんなの前でお家で練習してきたことをお披露目してもらうのですがエマちゃんもルークちゃんもバッチリ決めてくれました

まずはエマちゃんおすわり、お手、おかわり、ふせ、ターン！を見せてくれました

キレキレでバッチリだったね

お次はルークちゃん

まわって、おすわり、お手、ふせを見せてくれました

しっかり飼い主さまのいうことに耳を傾けばっちりみせてくれたね

素晴らしい卒業式をありがとうごさいました

いつでも声をかけてくださいねまたお会いできるのを楽しみにしています