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本日も当院のパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
今のシーズンの動物病院はフィラリアの予防や、狂犬病のワクチンなどたくさんの患者様が来院されます
その中で、待合室を歩いていると、「ものすごくアピールしてくる子がいる」とおもって見るとパピークラスの卒業生の子が私たちを覚えていてくれて、私たちが気が付くとさらに大喜びのリアクションをとってくれるので本当にうれしくなります
卒業した飼い主様から「車からダッシュで病院に向かっていくんです~」「パピークラスのおかげで人が大好きな子に育ちました
」というお話が聞けて、子犬の時期の教育は本当に大切だなと感じます
子犬ちゃんを迎えたら、パピークラスに行こうかな…?どうしようかな?と迷っている時間すらもったいないです
子犬の時期はあっという間に過ぎて行ってしまいます
早め早めの対策は、飼い主さまだけでなく子犬ちゃんのためにもなります!!
パピークラスに来て損することは何一つないと思いますので、子犬を迎えたら何も困ってなくても教室に通う!これだけで飼い主さまやわんちゃんの関係性がさらに良くなると思います
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
診察室練習では、ごはんとセットで、台の上にのる練習や、体を持つ練習を行っています
子犬ちゃんは、初回の予防として、狂犬病のワクチンや全3回の混合ワクチンなど、何度も病院に来ていただく必要があります
病院に来るたび、初対面の人に健康チェックをされ、お注射を打たれて怖い思いをする、という経験しかしなければ、病院嫌いにもなりますよね
診察室が「嫌なことや痛いことをされる怖い場所」ではなく「ご褒美かもらえる楽しい場所 」になっていれば、わんちゃんにとっての病院の印象も変わってきます
来院時に愛犬がストレスを感じなくて済むよう、“ 病院で遊ぶ ”という経験をたくさんしておきましょう
おすわりは、わんちゃんを飼い始めると芸として教える方が多いと思います
おすわり一つでも、わんちゃんとのコミュニケーションがとりやすくなり、教えていく過程でも楽しい時間を過ごし、愛犬との絆を深めることもできます
おすわりをしながらじっとこちらを見つめてくる姿は、本当に可愛らしくて、つい笑顔になってしまいますよね
この練習は、今からトレーニングするぞ!と行うだけでなく、ごはんの前、ケージから出す前、お散歩で玄関から出る前など、日常の中の色々な場面に組み込んで練習していきましょう
あご乗せが出来るようになると、ついうちの子自慢したくなるような可愛らしい芸にもなりますが、顔周りのお手入れを今後行いやすくなります
わんちゃん自身もそのケアに対して受け入れやすくなります
格闘しながら行うと共にストレスが大きいです・・・
なので、急がば回れで今のうちからコツコツ小さなステップを踏んで行っていきましょう
コロナウイルスが落ち着いたら、わんちゃんと一緒に旅行に行きたいと思っている方もいると思います
しかし、移動手段である公共交通機関ではわんちゃんはクレートに入れてくださいという決まりがあります
クレートに入ることに慣れていない子だと、「出してよ~!出してよ~!」っと吠え続けてしまったり体調を崩してしまう場合があります
せっかくの旅行がストレスの塊になってしまうのは避けたいですよね
クレート練習を適切に行うことによって、クレートがわんちゃんにとっての移動式プライベートスペースになるように楽しく練習をしていきましょう
遊びの時間ではわんちゃん達の色々な姿を見ることが出来ます
わんちゃんは言葉が話せない分、「ボディランゲージ」と言って動きで感情を表現しています
愛犬がどんな気持ちなのか分かったらいいのにな~と思いませんか?
遊びの時間を通して、この行動はこんな感情をあらわしてたんだ!!と新しい発見があると思います
愛犬の気持ちを汲み取れる飼い主さまになれるよう、日常でも愛犬の姿をよく観察して見ましょう
今日は、つくしちゃんの卒業式でした
皆の視線が集まる中、「おすわり」→「ふせ」→「おて」を堂々と披露してくれました
つくしちゃんも飼い主さんも、毎週楽しくトレーニングをしてくれましたなので、目に見えてメキメキ成長していました
これからも、楽しくトレーニングしていってください
ご卒業おめでとうございます