わんちゃんにとって病院は、病気にならなければ一生いかなくて済む場所ではありません

子犬ちゃんでいくら健康であっても、3回のワクチン接種や場合によっては避妊去勢手術が必要だったり、成犬になってからは少なくとも年に2回は狂犬病や混合ワクチンの接種に来ていただく必要があります

これから長年通うことになるであろう動物病院が、愛犬にとって怖くて仕方ない大嫌いな場所になっていたら、飼い主さまからしても連れて行くのが辛いですよね

愛犬が病院に行くと楽しそうで仕方ない、用事がなくても遊びに行きたいくらい大好きな場所になっていたら、毎年の予防接種も、楽しいイベントになるかもしれません

パピークラスの卒業生の中にも、るんるん楽しそうに私たちに会いに来てくれる子がたくさんいます

そんな先輩犬みたいになれるよう、今日も子犬ちゃんたちは楽しく練習をしてくれていました

診察室で楽しそうにしてくれる姿を見ると私たちもとっても嬉しいです

今日はアイコンタクトの練習を行いました

人と人でもコミュニケーションをとるときに自然とアイコンタクトをとるように、わんちゃんとコミュニケーションをとりたい時も同じようにアイコンタクトがとれるとわんちゃんに合図などが伝わりやすくなります

まずは名前を好きにさせる練習から始めましょう！

名前を呼んだら自分の子がキラキラしたお顔でこちらを見てくれたら嬉しいですよね

クレートは入ることが最終目的ではありません

パピールームだけで練習して出入りが出来るようになってもクレートのメリットは生かせません

お家での練習を積み重ねることによって長くクレートで待機のできる子になってくれます。

そのためにはお家でテレビを見ている間の5分でもクレートを近くに置いて「今日はここで練習」と、ながら練習をしてみてください

次の日はまた場所を変えて「今日はこっちで練習」と環境を変えながら練習すると、環境が変わることに対して抵抗の少ない子に育ってくれるはずです

今日は災害についてお話をしました

災害は人の力で防ぐことも出来なければ予防も出来ません。

予防のできないものは、万が一起こった時に備えて困らないように準備をするしかありません

みなさんはその準備ができていますか？

準備と言っても、物だけ用意すればいいわけではありません

災害になった時のことを想定してクレート練習するのも、名前を呼んですぐに自分の元に来てくれるように呼び戻しの練習をしておくのも準備です

日頃できていないことは、災害時いきなり都合よくできるわけがありませんよね

災害グッズも含め、日ごろの生活から備えをしておきましょう！！

今日は災害のお話をしたので、あえて足場の悪い状況を作って、フードを隠し、その上を歩けるようにチャレンジしてみました

災害が起きた時はいつも歩き慣れた道も状況が変わり、整った道を歩けるとは限りません

どんな足場でも気にせず動ける子にしておきましょう！