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本日もパピークラスにお越しいただきありがとうございました
もう12月に入り、今年も残り1カ月となりましたね
振り返ると今年もあっという間だったな~と毎年感じます
一生が人よりも短いわんちゃんたちからしたら、もっと早く感じているのでしょうか??
そう考えるとわんちゃん達と過ごす1日1日を大切に過ごしていきたいですね
では、本日のパピークラスの様子をお伝えしていきます
私たち人間も自分の病院で、診察室に呼ばれて、お医者さんと話すと緊張しますよね
小さなお子さんは、診察室に入るだけで泣いてしまったり、嫌がったりという姿も目撃します
しかし人間は、”病院に行けば体調がよくなるんだ!”と段々と大人になるにつれて理解してくるので、子供のころ苦手だった病院もいつの間にか、”たいしたことない!”に変わっていきますよね
しかしわんちゃんにはそのように考えられる子はいません
子犬の頃に嫌な思いをしてしまうと、老犬になっても嫌なまま…
自分の子は生涯で何回動物病院に行く機会があるでしょうか…?
その都度大変な思いをして家から連れてきて、わんちゃんたちに毎回我慢してもらいますか?
私たちも動物たちにとって嫌なことはなるべく減らしてあげたいしですし、負担も少なくしてあげたいです。
そのためには、病院が嫌いになる前に病院に慣れる練習をして、私たちスタッフと信頼関係を作ることが大切です
お手は飼い主様の手にわんちゃんが手を乗せるというベーシックな芸ですが、これは活用すると前足を触られることに慣らすことができます
わんちゃんも本能的に足を触られることは、頭や背中よりも敏感です
足拭きや爪切りなどの際、わんちゃんに我慢してもらうよりもわんちゃんに協力してもらえるようにしていくと将来絶対楽になりますよ
あごのせもお手と同様に、わんちゃんに協力してもらいながら顔や口を触られることに慣らすことができます
大切なのは飼い主様から何かやるのではなく、お顔を飼い主様の手のひらに預けるようにわんちゃん側からアクションを起こすことです
逃げられないように羽交い絞めにして嫌なことをやろうとすると、逃げ場のない子は攻撃行動が出てしまうことがあります
大好きなご褒美を使いながら、やりたくなければやめればいいし、ご褒美が欲しければ頑張って、わんちゃんが行動を選択できることが重要です
子犬を家に迎えたら、おそらく誰しもイタズラされたことがありますよね
おもちゃや知育道具を咬んでいる時は”おりこうさん!”なのに、家具の脚を咬んだり、ペットシーツをビリビリにされたりすると”イタズラ”になってしまうのは、実は飼い主様の都合ですよね…
ましてや、人は良い所を見つけるよりも、悪い所の方がよく目につきます。
おもちゃで遊んでいる時には褒めず、当たり前だと思い、家具をかじった時だけ叱る。になってしまうと1日中わんちゃんを叱って過ごさなければいけなくなります
わんちゃんだって叱られるよりも褒められる方がもちろんうれしいです!
まずは適切なもので遊んでいるわんちゃんの一人遊びを褒めたり、家具などは噛めないように柵などをしたりなど叱る必要のない環境を作ってあげることが大切です
さらにはその子が好きな暇つぶしも用意してあげると他の破壊行動などは減っていきます
今日は少しの工夫で犬の本能を上手に使った暇つぶしグッズの紹介をしました
お家でも行動を制御するのではなく、犬らしい行動をさせてあげられるように工夫してあげて下さい!!
わんちゃんにも気分があるので、先週は一緒に遊んでも今週は遊ばない。ということもよく起こります
月齢が上がるにつれて、相性の好みも狭まっていくので幼い子犬の時期に比べると他の犬に興味がなくなった。ということもよくあります
それは決して悪いことではなく、自然なことなので、相手のことを嫌いにあったわけではありません
大切なのは、同じ空間にいるわんちゃんにたいして過剰な反応をとらないように社会化をしていくことです