しつけ教室ではなく病院でパピークラスを行うメリットは、病院に慣れる練習ができるという点です

動物たちが病院に対して過度な不安や緊張を抱いてしまうと、自分の身を守ろうとしてしまい、攻撃行動に発展してしまうことも少なくありません

あまりに攻撃的になってしまうと、獣医師が検査をしたくても触れないこともあり、適切な検査や治療が難しくなってしまいます。

動物たちが適切な検査や処置ができ、さらにそれが動物たちの負担になるべくならないように、子犬の時期から病院が大好きになるように社会化を行っていきます

パピークラスに通えば通うほど、早く診察室に入りたくて待合でワクワクしながら待ってくれる子に育っていってくれます

「おいでは見えない命綱」とお伝えしています。

万が一お散歩時にリードを離してしまったり、ハーネスが抜けてしまったら、みなさんは我が子が逃げて事故や迷子にならないように我が子の安全を確保できますか

きっと飼い主さまが全力で追えば追うほど、愛犬は本能で全力で逃げると思います

想像するよりもはるかに、逃げる犬を捕まえるのは大変です

どんなタイミングでも、「おいで」の一言で飼い主さまの元に戻ってきてくれたら何よりも安全ですよね！

わんちゃんの気まぐれで来たり、来なかったりではなく、確実に来てくれるように練習しましょう！

あごのせ練習はステップアップすると歯磨きの練習にもなっていきます

永久歯に生えそろったタイミングでわんちゃんに必要になってくるのが毎日の歯磨きケアです

あごのせ練習、歯磨き練習を全くしないまま、いきなり口を掴んで歯磨きができるかというと、かなり難しいです

歯磨きが必要になる前の子犬ちゃんの時期から、練習をコツコツしていくことで、毎日の歯磨きが楽しいトレーニングになっていきます

わんちゃんにとっても飼い主さまにとっても今後の負担を減らすために、あごのせは頑張ってマスターしておきましょう

クレートは一見薄暗くて狭いですよね

私たち目線で見ると、窮屈でかわいそうと思うかもしれないですが、動物目線で見ると巣穴の中の状況と似ているので、本能的に落ち着ける構造になっています

そんなクレートはわんちゃんにとって安心できるプライベートルームのような存在になっていってほしいです

そうすることで、外出時の緊張を和らげたり、移動などの長時間待機時にリラックスして過ごすことができたりといった効果があります

クレートに入る事が特別なことではなく日常的なことにして頂きたいので、お家の中でも扉を開けていつでも入れる状態で愛犬の生活スペースに置いておきましょう

また、クレート練習は、いつものお部屋だけではなく、廊下や車の中、お出かけ先や公園など、より実践的な場所で行ってみることもおすすめです

パピークラスに参加して頂く頭数が多い場合は、クラスの時間を分けて開催しています

その際にクラスのメンバーを可能な限り同じくらいの体格、同じようなテンションの子、一緒に遊べそうな性格などを考えながらクラスの構成を考えています！

わんちゃん同士遊び始めると、短時間でもすごく疲れるようで、人との遊びだけでは学べない事もたくさん吸収しながら遊んでくれています

しかし遊ぶことがとても大切かというと、遊べるようになってほしいわけではく、パピークラスで他のわんちゃんに対しての社会化ができれば目的達成です

遊ばず、他の子の観察だけでも、平常心で過ごせることは十分にすごいことです！