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本日も当院のパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
先週のパピークラスは台風接近のため、大事を取ってお休みにさせて頂きました。
今週からまた元気いっぱい楽しく行っていきたいと思います
地震の次は台風と自然災害に悩まされる日々ですが、天災は避けられないです。
この辺りの地域は幸い大きな被害がありませんでしたが、今回はよかった!で終わらないようにしましょう
事が起こってから後悔しないよう、備えを大事にしていきましょう
では、本日のクラスの様子をお伝えします
診察室練習は、子犬ちゃん達に診察室内でご褒美をたくさんもらって楽しい時間を過ごすことで、診察台や病院スタッフの事を大好きになってもらう練習です
社会化期の過ごし方はわんちゃんの一生の中でとても重要です、特に今は、恐怖や不快な経験が一生の記憶に残りやすい時期でもあります
トラウマを作りやすい繊細な月齢にもかかわらず必ず必要になってくるのがワクチン接種です
全3回の混合ワクチンと狂犬病のワクチンをうちに診察に来ていただきますが、診察室での触診やお注射で子犬ちゃんたちが恐怖や不快といったネガティブ印象を持ってしまうことで、一生病院が嫌いになってしまう可能性もあります
病院や診察室がうまれた時から怖いわけではなく、それらの経験によって、ここは怖い場所!と認識してしまいます
パピークラスで診察室練習を毎週毎週行うことによって、病院って大好きなスタッフに会える場所なんだ!診察室っておいしいご褒美がもらえる場所なんだ!と、わんちゃんにとって行きたくて仕方ないくらい大好きな場所にしていくことができます
その土台があるかないかで、実際の診察での印象が180度変わるはずです
飼い主さまの「おいで!」の合図で、わんちゃん達が100%駆け寄ってきてくれるように、おいで練習を行いました
わんちゃんの呼び戻しをどんな時でも確実にできるかどうかは、愛犬の命に関わってきます
お散歩中にリートや首輪が外れてしまった時や地震が起きて安全確保が必要な時など、リードを頼ることができない場面を想像してみてください
そんな時、逃げるわんちゃんを捕まえるのは至難の業ですし、そのまま捕まえられなかったら…を想像するとゾッとしますよね
おいで!という言葉がちゃんと意味のあるものになっていれば、そんな緊急時でも万が一の事態を回避する事ができるかもしれません
いざという時「おいで」を〝使える″ように、日頃から練習しておきましょう
毎週恒例のあごのせ練習です
顔周りのケアを行う際の手助けをしてくれるのがこのトリックの最大のメリットですが、ケアで活用できるようになるためには細かくステップアップしていく必要があります
そのために大切になってくるのはお家での練習です
1週間おうちで楽しく練習して、あごのせが上達すればするほど、クラスで先のステップに進んでいくことができます
皆さんしっかり練習してきて下さるので、子犬ちゃんの上達ぶりにスタッフもびっくりしています
クレートは、飼い主さんの指示で中に入れること、入ったまま落ち着いて待機ができることが大切です
ご褒美を使いながらクレートの中をわんちゃんにとって最高な場所にしてい行きます
ずーと入っていたいと思うくらい大好きな場所になっていることで、お家以外での様々な場面で活用しやすくなります
お出かけ先で、緊張や過度な興奮をすることなくリラックスして過ごして欲しいですよね
クレートが、お家でも病院でもお外でも車でも旅行先でも いつでもそばにある、安心できる自分のお部屋になっていてほしいです
遊びの時間では家の時とはまた違った一面を見れるいい機会です
普段一緒に過ごしていて、月齢が近い子同士触れ合うことは少ないと思います
自ら積極的に遊びに誘いにいったり、追いかけっこが好きだったり、体当たりで遊ぶのが好きだったりと新しい一面を見れることもあります
また、わんちゃん同士遊ばなくても、一人遊びが好きな子だったり、わんちゃんよりも人が好きだったりとこの時間を楽しんで過ごしている子がほとんどです
お家に帰ってぐっすり寝てくれるくらい発散ができると最高です