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本日もパピークラスにお越しいただきありがとうございました
今日は曇り空でどんよりとした1日でしたが、お天気なんて関係なしで元気いっぱいの子犬ちゃんたちと、楽しくパピークラスを終えることができました
パピークラスに通ってくれている子犬ちゃん達は、診察室やパピールームの扉を開けた瞬間に、目いっぱい嬉しいをアピールしながらるんるんでこちらに駆けつけてくれる子ばかりです
そんな子犬ちゃん達から、毎週パピースタッフも元気をもらっています
日々可愛い愛犬から元気や幸せをもらっている分、たくさんの愛情で恩返ししてあげましょう
それでは本日のパピークラスの様子をお伝えします
子犬の時期は、ワクチンプログラムの関係で診察に来てお注射を打つ機会が多いです
そのため、診察室や病院スタッフに対して不快や恐怖、緊張のイメージが根付いてしまい、気がついたら病院嫌いになってしまう事もしばしば・・・
今後生涯付き合っていくことになる動物病院が、動物たちにとって恐怖の館にならないように、病院が大好きになるような練習を行っています
そもそも動物病院に対して何の印象もない若齢のうちから、病院で遊んだりご褒美をもらったりすることで病院に対してポジティブな印象をつけていってもらいます
病院がわんちゃんにとって大好きな遊び場という感覚になってくれると嬉しいです
緊張が解けているだけでも、診察時の触診やお注射などの処置に対する受け入れ方が変わっていきます
診察台の上でご褒美を食べていたら、気が付かないうちに予防接種が終わってしまった!なんてことも実現します
病院での処置が動物たちにとってノンストレスになってくれたらこれ以上のことはありません
緊急時の呼び戻しに「おいで」というコマンドを使う事ができるかどうかは、日々の生活の仕方や練習しだいです
お散歩中に首輪が外れてしまったり、お家から脱走してしまったり、地震が起こったりといった、緊急時の呼び戻しが必要な場面に今後1度は出くわすかもしれません
リードを頼ることができない状態での呼び戻しは難易度が高いですが、このような緊急時にはなにがなんでも絶対戻ってきてほしいですよね
「おいで!」の言葉で100%自分の元へ来てくれるようになるためには日頃から練習しておくことがポイントです
わんちゃんがどんな環境でも何をしていても、「おいで」を優先してくれるように、ご褒美を使った練習方法をお伝えしました
「おいで」の言葉の後には必ずわんちゃんにとって嬉しいことが待っている!これは一生のお約束です
ほぼ毎週行うあごのせ練習は、パピークラスに通う2か月間でコツコツステップアップをしていきます
徐々に愛犬のできることが増えていってとっても達成感のあるトリックです
しかし、心の成長真っ只中の子犬ちゃん達は、集中力が散漫になったり、今まで出来ていたことができなくなるような月齢に差し掛かる事もあります
「なんでできないの!」と飼い主さんがムキになってしまうと、お互い練習が楽しい時間ではなくなり、信頼関係も築けなくなってしまいます
そんな子犬ちゃんと練習する時のポイントは、頑張り過ぎない事です
練習は短い時間で切り上げて「もう少し練習したかったな~」のタイミングで終わらせると、集中力も続きますしステップアップにも繋がります
この練習はやればやるほど、クレートの中が大好きになっていく子がほとんどです
クレート=大好きな場所とするのにはそこまで時間はかかりません
重要なのは実践的な練習を行ってステップアップすることです
クレート内で待機する練習も、少しずつ秒数を伸ばしてステップアップしていけば、おでかけで移動する際も長時間待機する事ができるようになります
また、遠隔でハウス!と言ってクレートに入る練習をしておけば、地震が起きた時にもわんちゃんを安全なクレートに避難させることができます
使い方次第ではとても役立つクレートなので、自宅でも外でもたくさん練習しておきましょう
あそびの時間では、子犬ちゃん達に自由に過ごしてもらい、「楽しかった!!」で終われたらそれでOKです
初めは柵越しでわんちゃん同士会わせるのですが、「お友達が気になる…」「どうやって遊びに誘おう??」ともじもじしている子もいれば、「あそぼ!あそぼ!」と全力で誘ってくる子もいます
そんな子犬ちゃん達の気持ちを読みとりながら、スタッフがわんちゃん達の気持ちを代弁しています
わんちゃん達は言葉を話せない代わりに、身体で感情表現をする「ボディーランゲージ」を使ってコミュニケーションをとっています
この動きはどういう感情なのかなどもお話していますので、わんちゃん達を見ながら私たちの声にも耳を傾けてみてください