診察室練習では、まずは診察室を大好きな場所になってもらいます

そして、診察室が大好きな場所になれば、身体を触られたり持たれたりしてもじっとする練習をしていきます

実際の診察の時に、診察台に乗っただけでおしまい！なんてことないですよね

獣医さんから全身を触られたり、看護師さんにぎゅっと持たれたりすると思います

そんな時に「これっていつもやってるからへっちゃらだよね」「これを頑張ったらおやつもらえるよね」とわんちゃん達がポジティブな感情のまま診察を終えれるように練習をしています

わんちゃん達にとって病院に来ることがストレスにならなければ、些細な症状でも病院に連れて来やすくなりますよね

離れた場所にいるわんちゃんを「おいで」の声かけで呼び寄せることが出来るようになるために、ご褒美を使ったおいで練習を行いました

おいでを緊急時に活用するためには、おいで！と呼ばれたら１００％飼い主さまの元へ戻る事が出来る、というのが条件

元々「おいで」という言葉の意味を分からないわんちゃん達が来てくれるようになるためには、おいで＝良いことがあるという習慣を作ることが大切です

どんな場所でも何をしていてもおいでを優先したくなることを目標にしていきましょう

毎週恒例のあごのせ練習

あごのせ練習は細かいステップを踏みながら完成に近づけていくので、お家での練習も重要です

私たちが毎週お家での宿題を出すので、飼い主さんがお家できちんと練習してきてくれたかがすぐに分かります

皆さんしっかりお家でも練習してきてくださるので、毎週コツコツステップアップすることができています

卒業までに歯ブラシを使っての練習ができるようにスタッフもサポートするので頑張っていきましょう

こちらも毎週行っているクレート練習

クレートは、病院に連れてくる時や車でお出かけする時、災害が起きてに避難所に避難する時など必ず必要になってくると思います

そのため、合図ですぐに入れるようにしておくこと、クレート内が落ち着ける場所にしておくことが大切です

合図で入れるようにしておいたら、災害の時すぐに避難をすることができますし、クレート内が落ち着ける場所であれば初めての場所に行くときにわんちゃんにとっての安心スペースを確保してあげることができます

クレートを好きになっておいて損はありません

パピークラスに通ってくださっている子達は回数を重ねるごとにどんどんクレートを好きになってくれます

遊びの時間は、他のわんちゃん達との社会化になるとてもいい機会です

普段お家の中でご家族の皆さんと過ごす時間が圧倒的に多いわんちゃん達は、お散歩中や病院などで出会う他のわんちゃんに対して過剰に反応してしまうこともあります

そうなってしまうと、飼い主さまがわんちゃんの動きの制御に苦労することになったり、わんちゃん自身にもストレスがかかったりと、外出だけでも骨が折れてしまいますよね

そうならない為には、子犬のうちから他のわんちゃん達がいる環境でも平常心でいられるように社会化が必須です

遊びの時間で、何ともなかった、楽しかった、ご褒美が食べられたというポジティブな経験を重ねていくことで、卒業する頃には見違えるほどの姿を見せてくれる子がたくさんいます

今日は虎まるちゃんの卒業式でした

ごはん大好き！おもちゃ大好き！トレーニングも大好き！な虎まるちゃん

とっても賢いわんちゃんで、ここは良い場所！これをすればご褒美がもらえる！という学習がとてもとても速く、診察室や診察台もすぐに大好きになってくれていました

診察台に乗りたすぎて、自ら飛び乗ろうとする姿が可愛くて忘れられません

パピークラス以外での来院時も待合室でパピースタッフを見つけるとその場で走って猛アピールしてくれるほど、病院好きになってくれました

今日はみんなの前で、 おすわり→おて→おかわり→タッチ を披露してくれました

またいつでも遊びに来てくださいね