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本日も当院のパピークラスにお越しいただきありがとうございました
せっかくの3連休も天気が悪く、お出かけではなく家で過ごされる方も多いと思います
愛犬と一緒にいる時こそ、家の中でも社会化を行ってみましょう
月齢が上がって警戒心の高い時期がやってくると、家の中でも様々な音に反応して警戒吠えしてしまう子が増えてきます
特に雷や救急車のサイレンなど、普段聞きなれない音などに反応する子が多いです
吠え始めてからでは対処が遅すぎるので、吠えていないうちから家の中でも社会化を行うことをお勧めしています
家の中でも、聞きなれない音が聞こえたら「大丈夫!」とご褒美をあげる習慣を作りましょう
それでは本日のパピークラスの様子をお伝えします
病院が嫌いになると、診察室に入るのも嫌がったり、診察台に乗ると怖くて震えたりします
それだけではなく、検査が必要になるとさらにわんちゃんにとって嫌な事をしていきます
採血や注射をしようとすると暴れたり、恐怖でこの状況から回避しようとスタッフや飼い主さんを咬んでしまうこともあります
そうなれば、わんちゃんにとって適切な処置や治療が行えなくなってしまう可能性があります。
病院を嫌がるわが子を見ると、飼い主さんも連れて行くのが億劫になり、軽い症状では病院に行かず、病気の早期発見早期治療から遠退いてしまいます…
病院での診察や今後の検査や処置が受け入れやすくなるように、パピークラスでは診察室練習を行って、実際の診察に向けた予行練習をしていきます
ご褒美を使いながら、実際の診察で起こりえる聴診や触診、採血のポーズをする練習などを行っていきます
練習をすることによって、診察室が嫌な事をする場所ではなく、ご褒美を使いながら楽しく練習をする場所に段々と変わっていきます
パピークラスに通っている子達は、診察の時でも台の上でも気にせずルンルンでいてくれる子が多いです
今日はおうちでもわんちゃんの健康チェックができるように、看護師目線で気を付けてみて欲しいポイントや上手な見方などをお伝えしました
愛犬を一番近くで見ている飼い主さんが、いかに早く愛犬の異変に気付けるかどうかが重要になってきます
普段から毎日接している分、わんちゃん達の体の正常を覚えておくことも大切です
毎日の健康チェックが行えるように、必ずご褒美とセットで身体を触る練習を行っていきましょう
あごのせでは、顔周りのケアを行いやすくるように練習をしています
今後必要になるかもしれないのが耳掃除です
わんちゃんは外耳炎になりやすく、耳の痒みなどで来院される子は1日に何件も見ます
外耳炎になると、治療として耳掃除や点耳薬が必須になります
外耳炎になってから耳掃除を慣らすことは難しく、炎症で痛みが伴っている分余計嫌な印象がついてしまいます
耳の治療が必要でない今の時期から、今後耳掃除が出来る様にあごのせ練習の応用として、耳を触る練習も取り入れています
治療やケアが必要になる前から、予防として様々な事に慣らしておくと、今後わんちゃんとの生活がとても楽になります
お家とは違う愛犬の姿が見られるのが遊びの時間の良い所のひとつです
わんちゃんもお家の外と内では過ごし方や性格が変わる子もいて、「猫被ってる!」と言われる飼い主さまもいらっしゃいます
もちろん相手のわんちゃんが違えば態度も変わります
まるで人のようですよね
同じくらいの月齢だとしても、犬種が同じだとしても、相性が合うかどうかはわんちゃん達次第なんです
ただ、遊びの時間中にどんな過ごし方をしたとしても、近くに他のわんちゃんがいても平気だったという経験自体が社会化になります
今日は卒業生が2組いらっしゃいました
まずはこうめちゃんから
いつも元気いっぱいで、尻尾をブンブン振りながらスタッフに挨拶してくれるこうめちゃん
今日はみんなの前で、おすわり→ふせ→まて→よし→おて→おいで を披露してくれました
スタッフのわがままでおてを2度もアンコールしてしまいましたが、何度でも飼い主さまと息の合った完璧なお手が出来ていました
トリミングするたびに違うカットがとってもかわいくてスタッフもメロメロでした
ご卒業おめでとうございます
続いて乙翔ちゃんの卒業式です
少し怖がりさんな乙翔ちゃんでしたが、回を重ねるごとに自信がつき、できることもたくさん増えていきました
おすわり→あご→おて→エイト→おいで を披露してくれました
おばあちゃんからお子さんまで、家族みんなで一緒にクラスへ参加して下さって、ご家族に愛されているんだなぁとほっこりしていました
先日避妊手術を終えたばかりの乙翔ちゃんでしたが、病院が怖い場所になることなく、卒業を迎えてくれたことがとても嬉しいです
ご卒業おめでとうございます