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本日も当院のパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
当院も新型コロナウイルスの影響を大きく受け、パピークラスは2週間お休みさせて頂いていました
子犬ちゃんの大切な2週間が…と苦渋の決断でしたが、今日子犬ちゃんたちと会っても病院への大好きなイメージは変わらず、どの子も楽しんできてくれたことにホッとしました
お休み中も飼い主さまが一生懸命練習してきてくださったことが、子犬ちゃんたちを見ていてわかりました
今後も、感染対策にご協力いただきながら、飼い主さまとわんちゃんとの生活がより楽しい時間になるようにサポートしていきたいと思います
それでは本日のクラスの様子をお伝えしていきます
診察室練習を行いました!
お盆休みを含め、約1ヶ月ぶりの診察室練習でした
診察室での楽しい記憶を忘れてしまっていないかな…怖い場所になってしまっていないかな‥と心配していましたが、どの子犬ちゃんもるんるんで診察室に入ってきてくれました
診察室練習は、やっておいてよかった!というお声をとても多くいただいている項目です
今日も「毎週病院に行くのが楽しみで仕方ないんです♪」「うちのこ、このあいだ診察に来たら、先生にしっぽを振ってました!」と、嬉しいお話を聞くことが出来ました
これからも通う必要のある病院が、わんちゃんにとって好きな場所になるように、今のうちから楽しい思い出をたくさん作っておきましょう
おいで!と声を掛けた時、一目散に自分の元へ戻ってきてくれたら嬉しいですよね
「おいで」は緊急時の呼び戻しが出来るようになっておくために、練習が必要なトレーニングです
家からの脱走、お散歩中の逃走、災害時の安全確保など、命綱であるリードを頼りにできない場面では、声を出して呼び戻すしか方法はないです
「おいで」を人の言葉だけではなく、わんちゃんにとっても意味のあるものにしなくては、先ほどのような場面で活用する事が出来ません!
今日の練習では、ご褒美のごはんを使って、飼い主さま自身とおいでという言葉に、わんちゃんが走っていきたくなるような魅力をつける練習を行いました
日常のなかでのおいでの乱用には要注意です
練習でつけた、おいでへの魅力が損なわれないようにすることが大事なポイントです!
あごのせでは、今後必要になってくる顔まりのケアを行いやすくするために練習をしています
大人になると歯磨きをするために唇をめくって歯を見たり、目やにを取る際に目周りを触ったり、耳掃除をしたりなど、わんちゃん達をきれいにするために行わなければいけない時もあります!
わんちゃんは顔回りを触られるのは苦手な子が多いので、何もなしで触ろうとすると嫌がるのが普通です
ですので、トレーニングの一環であごのせをすることによって、自ら顔を飼い主さんの手の平に預けてくれるのでわんちゃん達も受け入れやすくなります
いきなり唇めくったりなどという難易度の高いことをするのではなく、初めての子は飼い主さんの手の上にあごをのせる練習からスタートしていきます
早くできるようになりたい!と早まる気持ちもあると思いますが、ステップアップは焦らずに少しずつステップアップしていくのがコツです
一昨日の9/1は防災の日でした
きっと皆さんも普段より災害への意識が強まっていると思いますが、防災もかねてわんちゃん達の防災も行っておくといざという時に役に立ちます
防災のために、一番やっておくといいトレーニングはクレート練習です
災害が起きたときは一刻を争う事態なのですぐに避難できるように、「ハウス!」の言葉で入る練習をしておけば、即避難できてお互いの命を守ることができます
また、避難した先でもわんちゃん達はクレート中で生活をしなければならないので、クレートの中に入ることがストレスにならないように練習をする必要もあります
なので、クラスではほぼ毎週クレート練習を行っています。
クレートの中が「自分の落ち着けるパーソナルスペース」になれば、環境が変わったとしても気にせず過ごせるようになります
今日のクラスの子も皆さん自由に過ごしていました
クラスが初めての子はいきなり他のわんちゃんと合わせるのではなく、まずはパピールームで一人歩きをして様子を見ます
知らない飼い主さんや他のわんちゃんの前ではどんな様子になるのかを観察していきます!
初めての場所で緊張しちゃう子、気にせず飼い主さんのそばから離れて探索する子など性格によってもバラバラです
また、わんちゃん同士での遊びの時間では、自分の子と他の子が仲良く遊んで欲しいと思っている飼い主さんも少なくないと思います
ですが、わんちゃんだからと言ってみんながみんな、一緒に遊んだりするわけではありません
犬が好きな子もいれば、ごはんやおもちゃの方が大好きな子、人の方が大好きな子など様々です
別に必ずしも、わんちゃん同士遊ばせる必要はないですが、同じ空間や近くに知らないわんちゃんがいた時に穏やかに無視ができることが理想です
なのでわんちゃん同士の社会化もかねて、遊びの時間を設けています!