診察室は、大好きなスタッフが待っていて、美味しいものがもらえるという場所にしていきます

始めは少しドキドキしている子であっても、卒業が近づくころには大喜びで診察室に入ってきてくれて、実際の診察時でも他のスタッフから「〇〇ちゃん、おりこうに歯を診せてくれたよ！」などと褒めてもらえることが多く、みんな自慢のパピー生です

大はしゃぎで来てくれる子には診察室で落ち着いて診察が出来るように練習を

病院がまだ良い印象になっていない子は、美味しいものを食べて良いことしかしません

その子の性格に合わせて練習していきます！

今日はアイコンタクトの練習を行いました
名前を呼ぶと、わんちゃんが何をしていたとしても振り返り、眼を合わせてくれるように練習しておきましょう
かわいい愛犬と目と目が合うアイコンタクトは、お互いが幸せな気持ちになれるだけではありません
様々な場面で応用することによって、コミュニケーションがとりやすくなったり、困りごとの対策にも活用できます

例えばお散歩中に拾い食いしそうな時にも、気になるものから目線を外せるので、拾い食い予防になったり、警戒吠えしそうな時も怪しいものから目線を外して、吠え対策になります

日常の様々な場面で、人もわんちゃんも楽しく練習することが、上達への近道です

パピークラスに通ってくださっている子犬ちゃん達にとって、クレート練習は朝飯前！
クレートが嫌い！怖い！入りたくない！と思いながら卒業していく子はいません
クレートの中でおりこうさんに過ごせると、愛犬と一緒にお出かけできる場も広がります
わんちゃんの生活には必要不可欠なクレートが、わんちゃんにとってストレスにならないよう、子犬のうちからしっかり練習しておくことが大切です

災害は、いつどこでどれくらいの規模のものが起こるかなんて予想もつかないですよね

人も動物たちも災害により、いつもの日常が失われることは怖くてとてもストレスになってしまいます

全く準備せずに、災害に遭ってしまった、どうしよう！ではなく、事前の準備をしておき、こうなった場合はこうする！などと具体的にシミュレーションしておくと、いざとなった時に焦りすぎることはなくなると思います

少しでも災害に対する不安をなくしたいなら、事前に準備しておくこと！

事前の準備は、「物」だけでなく、「行動」も含まれます。

いつもケージにもクレートにも入る習慣がない子は、実際の災害時にクレートに入れられると、これは非日常感でストレスを感じます

逆に日頃からクレートでお昼寝をさせたり、クレートに入って休むことを日常にしている子は、周りの環境が変わってもクレート内でいつもの日常のように過ごしやすいです

こんなふうに災害時のことも想定しながら、日常生活を工夫しておくことも事前の準備に含まれます！

今日は災害のお話にちなんで、お部屋に障害物を置いて子犬ちゃん達に足場の悪い中を歩いてもらいました
ごはんをばらまき探してもらうこの遊びは、クンクン臭いをかぐことでエネルギーの発散にもなります
お家でも簡単に行えるので、雨の日のお散歩に行けない日などにお勧めです

今日はモナちゃんの卒業式でした

回数を重ねるたびに、トレーニングも、病院大好き度も、どんどん右肩上がりのモナちゃん

凄く素直に成長していってくれました

何より、飼い主さまがモナちゃんに一生懸命向き合って、上手にモナちゃんを良い方向へ導いてくれました

そんなモナちゃんは、卒業の発表で

おすわり→お手→タッチ→ふせ→ゴロン

を披露してくれました

（発表がスムーズ過ぎてカメラのシャッターが追い付かず、写真のために何度もやってもらったという裏話があるのは内緒です）