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本日もパピークラスにお越しいただきありがとうございました
あっという間に11月に入りましたね
子犬は最初の1年を人に換算すると、約20年にあたるそうです
子犬は心も体もあっという間に成長していくことを忘れずに、1日1日を大切にして充実した社会化期を過ごさせてあげてくださいね
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
動物達が、動物病院へ大喜びで走って入ってきてくれるような病院になる為には、診察室の練習は欠かせません!
パピークラスに通っていく間に、子犬ちゃん達がどんどん診察室への印象が良くなっていくのがわかります
診察室の扉が開くたびに自分の番かと、キラキラした期待の目でこちらを見てくれています
そうなると、診察台の上で何をしてもどこを触っても、受け入れてくれるようになっていきます
私たちは「おいでは見えない命綱」とお伝えしています
万が一、散歩中にリードや首輪が外れてしまったら…
玄関が開いていて、脱走してしまったら…
そんなときに、おいでの一言で飼い主さまの元へ戻ってきてくれたらこの子達が事故に遭うことや、迷子犬になることを防ぐことができますよね
おいでは緊急時のために使うものであって、日常生活の中でおいでを言いすぎると、おいではケージに入れられる合図、拘束される合図、になっていき、子犬たちはおいでの一言で警戒するようになってしまいます
クラスではおいでの一言で、飼い主さまの元へ駆けつけたくなるような練習を行いました
あごのせ練習はほぼ毎週行うメニューになります
手に顔を乗せるという簡単なトリックですが、コツコツとステップアップをすることによって、顔周りのケアを行いやすくすることができます
「目やに取らせて~」「歯磨きさせて~」と何もなしで触っていると、段々と顔周りを触れることが嫌いになってしまいます
さらに嫌がりがひどくなると、顔周りを触らせてくれないわんちゃんになってしまい、今後目薬や耳掃除が必要なときにも治療をすることができなくなる可能性があります
そうならない為にも、今のうちからあごのせのトリックを活用して、楽しく顔周りを触らせてくれるように練習を行っています
クレート練習は、パピールームでは上手くいくけど自宅だとなかなか入ってくれない…
なんてこともあります
原因は、パピールームでのクレート練習では、美味しいものがもらえてクレートの扉も閉まっても移動しないから。です。
自宅でクレートを別部屋から持ってきて、車に乗せるためだけに使ってしまうと、長時間入っていないといけない…とわんちゃんも警戒するようになってきます
クレートは常にわんちゃんの日常の生活スペースに置いて、自由に出入りできる環境にしておくことが大切です
自由に出入りはするけど、人がクレートの近くにいると入らなくなるということがあれば、それはおそらく扉が閉まることを警戒している可能性が高いです
もしもそのような様子があるなら、その子にはまだクレートの扉を閉める練習は早いということ、もしくはクレートの扉を閉めた練習時間が長すぎるということになります
中に入ったら美味しいものが降ってくる部屋を演出して、いつまでも入っていたくなるようなお部屋にしていきましょう
パピークラスで初めて他の子と会わせる。という方も少なくありません
他の子に対しての印象が悪くならないように、上手に犬同士のボディーランゲージを読みとることが大切です!
気が合えば、いつまでも一緒に走り回ったりプロレスしたりという姿を見ることができます
他の子と遊ばなかったとしても、興味あるな~と感じたり、近くにいても自分のしたいことができる余裕を養っていくことも重要です