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本日もパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
今年も残るところあと2カ月
今年中にわんちゃんとやっておきたいことはありますか?
いつか一緒に旅行に行ってみたい
いつかこのトリックをできるようにしたい
などわんちゃんと一緒にやりたいことがたくさん出てくると思います
今年中にやっておきたいことは、年末に焦る事のないように今のうちから少しずつ準備していきましょう
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
診察室練習は毎回行います
何に対しても楽しそうで、るんるんな性格の子でも、注射などの痛いことや知らない人に体をぎゅっと持たれる恐い経験を積み重ねると、だんだんと診察室や病院が嫌な場所になってしまいます
子犬ちゃんの時期は特に、数回あるワクチン接種などの経験から、診察室に対して嫌なイメージがつきやすくなります
獣医さんが健康チェックのために全身を触ったり、注射、爪切りなどの処置は、今の時期はできていても、月齢が上がって社会化期が終わってしまうと、警戒心や自我が強くなることでできなくなってしまう事もあります
楽しい診察室練習を積み重ねておくことによって、来院時、恐怖心や不安な気持ちよりも、楽しい気持ち、嬉しい気持ちが勝っていれば、わんちゃんが許容してくれる処置の幅も広がっていきます
診察室練習を行うことは、わんちゃんの健康を維持すること、治療のしやすさにもつながっていきます
おいしいご褒美を使いながら行うことによって、病院がおいしいものをもらえる素敵な場所になってくれるのが理想です
どこを触られてもあまり気にしない今の幼い時期から体を触る練習をすることで、将来体のどこを触られても平気な子を育てます
それはただやみくもに体を触りまくればいいというわけではなく、ご褒美を使いながら、大好きなものとセットで体を触っていきます
ご褒美に集中している間に体をくまなく触っていきます
体を触る習慣は、体を触られることに慣れることはもちろんですが、病気の早期発見にもつながります
その際に、特に注目してみるべきポイントを看護師目線でお伝えをしました!!
あごのせ練習は毎週行います
お家での練習を毎週どれだけ頑張ってきてくれたかによって、卒業時にあごのせがトリックのまま終わってしまうのか、上手に活用出来て歯磨きや顔周りのケアまで応用ができるのか、分かれます
卒業後もあごのせ練習はぜひ行ってもらいたいですが、私たちが直接アドバイスできるのはパピークラスに通ってくれている2か月間と限られているので、パピークラスに通っている間にすべての歯がきちんと目視できるようになれるのが目標です
パピークラス内で練習できる時間は限られてしまうので、お家でも楽しんであごのせ練習をして下さい
短い時間で十分なので、毎日反復練習することが大切です
クレートに入ったらすぐに自分の世界に入って、落ち着くことが出来る習慣を作ることはとても大切です
クレート練習の初歩は、体を動かして十分に発散した後にクレート練習をすると自然とわんちゃんも疲れてクレート内でリラックスしやすくなります
上級者になってきたら興奮しているタイミングであえてクレートに入ってもらい、興奮スイッチを切るツールとしても使えます
どんなにクレート上級者になっても、クレートに入ったらごはんの雨を降らせることを忘れないようにしましょう
今参加してくれている子犬ちゃんたちは遊び好きな子が多いようで、メンバーが変わってもすぐに遊びに誘い出します
一緒に遊べるお友達に出会えること自体なかなか珍しいことですが、どのクラスでも子犬ちゃんたちが遊んでくれるのは私たちも初めての経験です
パピークラスという場だからこそ同じくらいの月齢の子と接する機会を設けることができ、一緒に子犬同士が絡んで遊ぶというのは、今の時期良い経験になると思います
人では教えてあげられないようなことも、犬同士の遊びを通して学んでいく事もあります!
月齢が上がってくると、今まで誰とでも遊んでいた子が遊ばなくなって来たりということもよくあるので、これも心の成長に伴いわんちゃん同士の関係は変化していきます
一緒に遊ばなくても、そばに他の子がいても平気と思ってもらえたらそれだけで十分です