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本日も当院のパピークラスにお越しいただきましてありがとうございました
もう学生たちは夏休みの時期なんですね
家にお子さんがいる時間が長くなる=子犬にお子さんが甘噛みされる時間が長くなる
になっていませんか?
犬たちは家族をそれぞれにどう接するか見極めて行動します。
お父さんのおすわりの合図はちゃんと聞くのに、小さなお子さんのおすわりの合図には反応しない、むしろおやつを奪い取りに飛びつこうとする。なんてあるあるだと思います。
これは決して家族を上下関係で見ているわけではなく、どうしたら自分が得か考えているだけなんです
お父さんはおすわりするまでおやつをくれないけど、お子さんたちには力づくで奪えばおやつをゲットできる!というわんちゃんの学習による行動です。
逆にお子さんにおすわりなどのトレーニングを毎日繰り返ししてもらうと、お子さんの合図で座りやすい子になります
必ず小さなお子さんは大人の方が付き添ってトレーニングの補助をしてあげてください。
お子さんたちが家にいる時間が長くなった今、ただわんちゃんと遊んで興奮させすぎる時間を長くするのではなく、おすわりをはさみながらメリハリのある遊びを提供してあげましょう
では、本日のパピークラスの様子をお伝えします
診察室の練習は、1回ではあまり効果は得られないかもしれませんが、8回かけて徐々にレベルアップしていくことが出来るので、初回と最終のわんちゃんを比べるとものすごい成長をしていることが分かります
最初の頃は怖がっていた練習も、慣れてしまえば平気
さらにはスタッフのことが回を重ねるごとに大好きになっていってくれるので、信頼関係が良くなるとスタッフが出来ることも、わんちゃんが許容してくれる範囲も大きくなっていきます
アイコンタクトは目と目が合うことをいいます
アイコンタクトが出来ると今後さまざまな場面に絶対に役に立つと断言できます
吠えの予防や、拾い食いの予防など役に立つシーンはたくさんあります。
更に練習は難しいことはなく、おすわりを教えるよりも簡単です
名前を呼んだら必ずご褒美!これだけです。
最初の頃はわんちゃんは反応が乏しいかもしれませんが、だんだんと期待して飼い主様の方を向くようになっていきます
もしもドライフードでテンションが上がらないようであれば、とっておきのおやつを使ってみてください!
飼い主様が名前を呼んでわんちゃんが反応してくれたのに何もあげないなど、ルールを破らないように注意です
クレートは出入りするだけでなく、自分の落ち着けるスペース、安全スペースにする必要があります!
もしもクレート練習をご自宅でやっている時に、扉を閉めると興奮してしまうようなら、まずはクレート練習をする前に子犬の有り余る体力を発散させておきましょう
子犬を疲れさせてからのクレート練習は落ち着いて中で待機しやすくなるはずです!
今日はペットとの災害についてお話をしました。
毎日こんなふうに平和に生活できることは本当にありがたいことですよね
しかし明日も今日と同じ1日が待っているとは限りません
災害に備えて物を用意するだけでなく、動物たちを社会化させておくことも、クレートの練習をさせておくことも、立派な災害対策です
今日の遊びの時間では災害時の悪い足場を想定して、障害物を作り、その上を歩くという遊びを行いました
ばらまいたごはんを食べるために、子犬ちゃんたちも一生懸命足を進めてくれました
中には障害物なんて全く気にせず、ごはんめがけて一直線に歩いて行く子も
鼻を使ってごはんを探したり悪い足場の上を歩く遊びは、エネルギーの発散にもなるうえに、脳も活性化されて一石二鳥です
是非、お家でも楽しく行ってみてください