お手の練習を行いました！

わんちゃんは、足先、特に前肢を触られるのが苦手な子がとても多いです

今後、足の裏を拭かなければいけない場面で、無理やり拭くのではなく、わんちゃんに協力してもらいながらできるようになるために、お手の練習は必要になってきます

お手も、あごのせのようにステップアップが大切です

お手ができるようになったら、乗せた状態でキープする練習を行ってみてください、１秒、２秒、３秒と少しづつ長いキープができるようになると、足回りのケアにお手を活用しやすくなります

皆さんは2時間の空き時間があったら何をしますか？

映画を見たり、スマホを見たり、買い物に行ったり…自分の好きなことをすると思います

わんちゃん達もお留守番の時間などは暇になることはありますが、私たちみたいに好きな事が出来る環境ではないことが多いです

普段遊んでいるおもちゃで遊んでいればいいですが、飽きたり楽しいものがなければ家中を探し回って自分で好きなことを見つけるしかありません。

おもちゃやコングを噛んでいたら、褒められるわけでもないですが、ティッシュやペットシーツ、椅子の脚やカーテンなどを噛んだりしていたら怒られて「いたずら」となってしまいます

私たちにとって噛んでほしくないものを噛んだ時だけ「いたずら」になるわけですが、わんちゃん達からしたらどちらも同じ行動になります

ですから「いたずら」をしようがないように、噛ませたくないものは片づける環境整備と、その子が好きな遊びを提供することが大切になります

わんちゃん達も大好きな遊びはそれぞれですので、その子にとって興味のない遊びを提供しても意味がありません！

紙を引き裂くのが好きだったり、ブランケットを掘るのが好きだったり、転がす遊びが好きなどたくさんあるので、愛犬が好きな遊びを見つけ出し提供をして、エネルギーの発散ができるようにしていきましょう

ドッグランみたいに自由にしたらわんちゃん同士みんな仲良く遊べる！？と思う飼い主様も多いですよね

実はわんちゃん達にも様々な性格があるので、他のわんちゃんとの相性の合う合わないがあります

パピークラスでの遊びの時間でわんちゃん同士いきなり合わせてしまうと、思わぬトラブルになる可能性がありますし、他のわんちゃんに追い掛け回されて怖い思いをしてしまうと、犬に対してトラウマを作ってしまう可能性があります

なので、わんちゃん同士遊ぶ意思があるのかを確認してから合わせています。

もし遊びに発展しなくても、近くに他のわんちゃんがいても穏やかに無視をして自分の時間を過ごすことによって、今後わんちゃんと遭遇した際も吠えることなく無視が出来るように練習をしていきます

今日は3頭の子がパピークラスを卒業していきました

まずはプードルのぐーちゃんです

ぐーちゃんは、卒業生の発表で、おすわり→あご→お手→おかわり→ふせ→ごろん→エイト→まて→つけ を披露してくれました

お家に迎え入れたばかりの時は、お手手がぐーに見えるほど小さかったぐーちゃんですが、今では立派なお姉さんになりました

クラス中もお母さんの膝の上で、お母さんのお顔を見てうっとり、幸せそうな顔をしているぐーちゃん

明るくところはそのままで、どんどん落ち着きのある子に育っていきました

飼い主さまのトレーニングの成果ですね

次はアメリカンコッカースパニエルのしゅうちゃんです

しゅうちゃんは、おすわり→ふせ →おすわり→おて→おかわり→あご→おはな→スピン を披露してくれました

オリエンテーションの時は、怖くて飼い主さまの足元でずっと過ごしていたしゅうちゃんですが、回を重ねるごとにどんどんしゅうちゃんの良い所が伸びていきました

今では診察室でも自由に身体を触らせてくれて、パピールームではスタッフにお腹を見せて甘えるほど大胆なしゅうちゃんになっています

こんなに大きな成果が出たのも、日頃から飼い主さまが、まじめに社会化に取り組んでくれたおかげです

最後はペキニーズのおかゆちゃんです

先住犬のおまめちゃんもこむぎちゃんもパピークラスに通ってくださったので、飼い主さまは3回目のパピークラス卒業でした

おかゆちゃんは、おすわり→ふせ→おすわり→おて→おかわり→タッチ→くるん→あご→はな を披露してくれました

おかゆちゃんは初めて会った時からとても楽しそうにしてくれていましたが、月齢が上がった今も変わらずとても楽しそうにしてくれています

また飼い主さまと一緒に時間を過ごせて私たちも楽しかったです

トレーニングに関しても、文句の付け所がないくらい上手でした